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最近様々なところでClubhouseについて耳にすることが増えてきました。
最近ではタイでも広がっているようで、弊社スタッフがしきりにどのような雰囲気か教えてくれたり、タイ人の友人から誘われたりするようにもなっています。(ただ僕はAndroidユーザーなので蚊帳の外ですが…笑)
自分はまだ経験していないが、オススメしてくれる同僚や友達の話を聴く中で一つの面白さの要素は「いろいろな人の意見がかけ合わさって、意図していなかった何かが生まれてくる」というところになるのかな、と思っています。
さて、それで思い至ったのが、弊社で様々な組織のお手伝いをさせていただく中での手法の一つである”グループコーチング”です。
通常は人材育成の文脈では、集合研修を実施することが多いです。
その次にポピュラーなのは、1対1で行うコーチングでしょうか。
ただ、弊社ではそれに加えてグループコーチングも実施をしています。
これは通常コーチとクライアントの1対1で行うコーチングを、複数人(通常お手伝いさせていただく際は、同じ企業に勤める「違う職種」の「同じレベル」の人たちのグループ)に対して実施するものです。
取り扱うテーマや進め方自体は通常のコーチングのそれと近く、現時点で困っていることを乗り越えたり、さらに伸ばしていきたいことを伸ばしたりしていくには、といったトピックを質問と回答を通して深めていくイメージです。
ただ、グループコーチングの場合は他の参加者もそのやり取りに自由に乗っかるという特徴があります。
たとえば、ある人が現在抱えている課題をシェアした際に、コーチのみならず他の参加者からも「具体的にはどういう風なところが課題なの?」といった質問であったり、「私だったらこうするかも」といったアドバイスが行われるようなイメージです。
その場その場で、共有される課題も違えば、メンバー間の関係性や共有される情報も違う。
だからこそ、そんな中でライブ感を持って作られていくアイデアは一人で考えていたり通常の1対1のコーチングとはまた違うインパクトを持ちうる。
それがグループコーチングの醍醐味だと思います。
ちなみに、これはコーチとしてその場を回す側からの観点でいくと、話の方向のコントロールが難しいということと背中合わせだったりもします。
従って弊社では通常グループコーチングを行う際は全体をコントロールしつつ、皆の知恵が合わさるライブ感のある場にするために
・必ずホワイトボードなどで話の内容を可視化しつつ進める
・コーチは基本的には2名体制でサポートする
といったことをしています。
参考までに下に弊社でグループコーチングをする際の一般的なフローも共有させてください。
1.目標、トピックの確認
2.実行したアクションの共有
3.アクションの結果の共有
4.その中で見えた自分自身の変化
5.上記を踏まえた上での次(翌月)の目標
6.次の目標に向けたファーストステップ
我々のような外部のコンサルタントやコーチを使わずとも、このフローに沿って同じメンバーで月に一回集まって話をするだけで、自然と知恵の共有と人材の成長が進むのではないかと思います。
変化が激しく、正解も見えない状況では皆の知恵を活かしあって何か新しいものを作っていくということはますます求められていきます。
ぜひ、その文脈の中でグループコーチングという手法を使うということも検討してみてください。
(ちなみにその他の弊社の人材育成支援のサービスについてはこちら↓からご覧ください。)
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