HR Blog
バンコクを拠点とする組織人事コンサルティングファーム、Asian Identityの藤岡です。
さて、最近はニュースはコロナ一色ですが、ここ数日で僕が働いているここバンコクでもコロナの影響が深刻化している印象です。
そんな中で在タイの企業でも「リモートワーク」を導入する企業も増えてきていますし、弊社も今は基本的にはリモートワークになっています。
ちなみに、弊社ではコロナの影響がある前から柔軟な働き方ができるように週に1日のリモートワークが認められており、社員も皆それを活用しておりました。
したがってリモートワークに対する緊張感や抵抗はそこまでないなまま今の状況を迎えています。
ただし、週1日のリモートワークと毎日リモートワークではもちろん違いもあるので、そんな中で僕が今意識していることを書いてみたいと思います。
ポイントは、「仕事においては非日常に日常を、プライベートにおいては日常に非日常を創る」ことだと思っています。
まずは仕事に関してですが、今までは基本的にオフィスに行って同僚と顔を合わせながら働いていたのが在宅勤務となる、というのはとても大きな非日常です。
そんな中で大事になってくるのはいかにいつも通り(日常)の環境を意識的に創り出すか、ではないでしょうか。
例えば単純なところでは時間の話があります。
起きる時間
始業時間
お昼休憩の時間
終業時間
寝る時間
通勤時間が無くなる分時間が浮く中でも、意識的に日常の時間通りのリズムを崩さない。
非日常の中でも”あえて”すべてのスケジュールをいつも通りにする。
また、それ以外にもなるべく環境を普段の働いている時の状況=日常と近付けるために工夫できるポイントはあると思います。
通勤時に歩いていた分の時間だけ少し散歩をしてみる
服装を職場に行くときのような服装にしてみる
などなど…
ちなみに個人的にオススメなのは騒音のレベルをあわせることです。
ともすると静かな方がいい、と感じがちですが通常はオフィスでも全く無音ということはなく様々な雑音があるのではないでしょうか?
プリンターの印刷音や人が移動する音、遠くで同僚が話している声、などなど。
こういった雑音を疑似的に再現することも一つの方法です。
(Youtubeで検索すると職場やカフェの雑音を再現した動画が多数あります)
ただし、同時にリモートワークをしていると外部との接触が限定され、刺激が少なくなりがちです。
極論、寝て起きてご飯食べて仕事してご飯食べて寝て起きて…を1歩も家から出ることなく完結できてしまう世界です。
そういった中で過ごしてしまうと人はやはり飽きてしまいます。
(少なくとも僕はそうです笑)
なので、こういった環境下だとプライベートでは意識的に普段の日常と違うことをしてみる=非日常を創る、ということが大事だと思っています。
いつもはしないような手の込んだ料理をしてみる
逆にいつもは頼まないようなデリバリーを頼んでみる
普段は連絡をしない人に連絡をしてみる
などなど…
ちなみに、こちらも個人的によいなと思ったのは休みの日にスマホの電源を切ってみるということです。
びっくりするぐらい退屈な時間がたくさん生まれ、1日に2冊本を読み切ってしまいました笑
非日常を創る、というと何かあたらしいことを始めるような印象を持ちますが、普段何気なくしていることをやめてみたり変えてみるのも一つの方法です。
先行きが不透明ではありますが、意識的に日常と非日常をデザインして生産的かつ楽しく過ごせるといいですね 🙂
今回お伝えしたのはあくまで僕の個人的なテクニックですが、皆さんはどのようなテクニックを活用されていますでしょうか?
機会がありましたら皆さんの工夫もぜひ教えてください。
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