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「自分のアイデンティティがずっと心の中に残っていた」~「リーダーシップの旅」参加者インタビューVol.6:Mediator 松岡さん

04 6月.2023

Asian Identityのワークショップには、タイをはじめ世界中で活躍するリーダーの皆さんにご参加いただいています。今回は、Mediator Co., Ltd.  松岡さんの声をご紹介します。

― Asian Identity開催、自分の軸を作るリーダーシップの旅~Identity Leadership Journey にご参加いただきありがとうございました。どのようなきっかけで参加されましたか?

弊社の社長が過去にこのセミナーに参加したことがあり、とても感銘を受けたと聞きました。その経緯から、日本人社員が入社時にノウハウやスキルを学ぶために参加してほしいとおすすめされました。

 

― プログラムを振り返ってみて、ここはご自身にとって重要だったと思う点はどのような点ですか。

セミナーの中で、「Identityのキーワード」を使って「私はこういう人間です」という文章を作って発表しました。それが、シンプルですが意外とずっと心の中に残っています。皆さんそれぞれにアイデンティティを、ぼんやりとは持っていると思いますが、輪郭が曖昧な中で分かっているつもりという人が大半だと思うんですよ。アクティブに何かを形にすることで自分のアイデンティティの輪郭がはっきりするのだなと感じ、すごく印象深かったですね。自分自身を定義して再確認し、じゃあ仕事の中で自分は何を貢献できるかを明確にできたことが、このセミナーのよかった点です。

 

― セミナー後、日々の中で何か変化は感じられていますか。

セミナーで見つけたキーワードや文章を日々思い返すようになって、それが自分のベースになっていると感じます。今までの自分は、自分の苦手な分野になると、自分にそれを強制する、という考え方を持っていました。たとえば付き合いが苦手だから、どうにか外向的にならないといけないと思っていました。ですが内向的は内向的で良さがあり、その内向的のよさの中で周囲に貢献していければいいと思えるようになったんです。

何か問題に直面した時やグループで何かを成し遂げないといけないとなったときに、自分の中の土台が整ったおかげで、落ち着いて冷静に臨むことができるようなスタンスが身についたと思います。

 

― 普段意識するようになったキーワードはどういったものですか。

平和、安らぎといった言葉です。昔と違って今は強いリーダー=良いリーダーとは限りません。いかにグループとして作業効率を上げていくか、その点において協調性や、平和にプロジェクトを進めていくスキルも絶対重要だと思うんです。そういうポジションで自分は力を添えることができるなと今回のセミナーを通して感じました。

 

― これから取り組んでいきたいことは何でしょうか。

私はデザイナーとして、様々なプロジェクトに関わって、デザイン業務の幅を増やしていくことを今後の目標にしています。スモールステップといって、考えるよりも、思い起こしたことをアクションに起こそうという意識で仕事をしていますが、そのおかげで任される仕事の幅が広がってきているのを実感しています。この調子で、もっと仕事を任されるようなデザイナーになりたいと思っています。

 

― 最後に、今後セミナーの参加をご検討されている方にお伝えしたいことがありましたらお願いいたします。

僕みたいな内向型だと、リーダーシップと聞くとちょっと怖いなと思ってしまうかもしれませんが、実際に受けてみると全然そんなことはなく、リラックスした気持ちで挑めました。リーダーシップとは人によって様々だし、自分自身はありのままで良いということを再確認させられ、さらに強みを伸ばしていこうと思えたセミナーです。今まで何かを変えなきゃいけない、不得意なことをカバーしなきゃいけないという感じで悩んでいましたが、得意なことを伸ばしていこうとか、自分ができることのなかで最大値になろうということを再確認させられました。だから今後参加される方には、身構えずに自分自身の可能性を伸ばしていくのはどうでしょうか、とおすすめしたいなと思っています。

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「自分の軸を作り出すリーダーシップの旅 ~Identity Leadership Journey ~
次回開催情報はこちら:
>> https://asian-identity.com/hr-egg-jp/event/idj-jp-2021-11-1213