HOME > Articles > AI NEWSLETTER Vol.57 HR コンサルタント インタビュー
:Asian Identity チャヤポン(ケン)さん – MAR , 2024
Newsletter

AI NEWSLETTER Vol.57 HR コンサルタント インタビュー
:Asian Identity チャヤポン(ケン)さん – MAR , 2024

04 3月.2024

HR コンサルタント インタビュー
:Asian Identity チャヤポン(ケン)さん

 

― こんにちは。新入社員の西田です。本日はよろしくお願いします。
まずは自己紹介をお願いします。

 

チャヤポンです。ケンと呼んでください。
アジアン・アイデンティティでコンサルタントとして勤務しています。

アジアン・アイデンティティの仕事は、裁量が大きく、いろんなことにチャレンジができ、とても楽しく働いています。私たちの仕事は、プロフェッショナルであることが求められるので、コンサルタントとして、シリアスに振る舞う場面もありますし、オフィスでは雰囲気を盛り上げるため、楽しいキャラクターを演じる場面もあります。

 

―  先日のマネージャー向けワークショップでも、ケンさんの、凛とした、プロフェッショナルとしての一面を見ましたが、普段、オフィスではとても明るく、気さくで、チームを和ませてくれていますね。
ファシリテーターとしてお客様に話すときも、場面によって引き締まった雰囲気と、リラックスした雰囲気を使い分けているように感じました。そのバランスが、ワークショップの参加者の興味を引き付け、集中力を維持し、効果を最大化しているように思います。
コンサルタント、およびファシリテーターとしては、どんなことに気を付けていますか。

 

お客様から信頼される、プロフェッショナルであることを心がけています。

タイでは、ファシリテーターは「先生」というイメージを持つ方がが多いと思います。知識が豊富で、教え方が上手であることが求められています。ファシリテーターから学ぶ、という期待を持っているということですね。ですので、お客様が私から学べるように、豊富な知識・経験を持つプロフェッショナルであることを意識しています。

アジアン・アイデンティティの「AI WAY」にある、「Professional Quality」、「スピード感ある最高のアウトプットでお客様の期待に応える」という概念を、コンサルタントとして、ファシリテーターとして、特に大切にしています。

コンサルタントやファシリテーターとしても、陽気な一面を出すこともあります。例えば、ワークショップのディスカッションやアクティビティでは、参加者が積極的に参加しやすいように、明るい雰囲気をつくる必要があるので、そういう時には陽気に振る舞い、お客様にもテンションを上げてもらうようにすることがあります。お客様の学びを最大化できるように満足していただけるように、ということを大切にしています。

 

―  ケンさんの業務内容について、教えてください。

 

研修のファシリテーター、コンサルティングサービスの提供が主な業務です。ファシリテーターとしては、研修を通じて、お客様に新しい知識や経験、フレームワークなどを、講義やアクティビティを交えて提供しています。コンサルタントとしては、お客様の会社の評価制度設計などをサポートしています。私はインハウスのHR(社内人事)の経験があるので、HRの専門性を活かして仕事をするようにしています。

 

―  今までで難しかった仕事は?

 

いろいろあります。(笑) いちばん大変だったのは、短い時間でアウトプットを提供しないといけなかったとき、ですね。短い時間でクオリティを担保するのが大変でした。時間がないからと言ってクオリティを下げることはできないし、したくない

 

―  どうやって乗り越えたのですか?

 

チームのみんなに助けてもらいました。その時はとても苦しかったですが、今となっては、みんなと楽しんで困難を乗り越えた経験になっています。その時だけではなく、全てのプロジェクトをチームで進めているので、チームメンバーがいつも助けてくれます。アジアン・アイデンティのメンバーは、いつも助け合っているなと思います。お客様にもっと完全なアウトプットを提供するために。

 

―  アジアン・アイデンティの「クライアントへの約束」の、「本気のパートナーになる」「チームでコンサルティングする」「楽しく主体的な場づくり」そして「範を示す」を体現しているわけですね。

 

お客様にエキサイティングなアウトプットを提供するのは、アジアン・アイデンティティの特徴だと思います。楽しんで、より良い、エキサイティングなアウトプットを出す。楽しむことは大切だと感じます。

お客様とのワークショップでも、お客様に楽しんでもらえるように気を付けています。心を開いて参加すること、集中してインプットすること、積極的にアクティビティに参加してもらうことが、ワークショップでの学びを最大化するポイントと考えています。

 

―  先日のワークショップでも、そういう場面が見られました。参加者が楽しんでいて、楽しいから集中していて。長時間のワークショップでしたが、集中力が切れることがなかったと思います。
参加者の集中力を保ち続けるために、何か気を付けていることはありますか。

 

参加者の表情を見ています。笑顔かどうか。講義やディスカッションで、本当に理解しているかどうか、どう感じているか、楽しんでいるのか、納得しているのか、参加者の表情を見て、よく観察して、反応をチェックしています。そして、あまり集中できていないかな、理解できていないかな、と感じたら、説明を工夫したり、話し方を変えてみたり、質問してみたり、反応を見ながら、適宜ソリューションを提供しています。

 

―  なるほど。参加者をよく観察して、その場で対応している、だからみなさん集中力を切らすことなく、積極的に参加し、学ぶことができているのですね。
そんなケンさんが仕事でやりがいを感じる場面について、教えてください。

 

プロジェクトをクローズしたときと、お客様に満足していただけたとき、ですね。お客様から、プロジェクトを通して、アジアン・アイデンティティを信頼でき、成功した、と評価いただくのが嬉しいです。お客様の満足のために働いているんだな、と感じます。

 

―  素敵ですね。では、将来の目標は?

 

具体的なイメージはないですが、毎年成長していきたいです。
スキル、知識をブラッシュアップして、得意領域を伸ばしたいです。専門性を磨いて、人事のある領域のプロフェッショナル、トップになりたい。サポートを求めている人に、ナレッジ、ソリューションなどを提供して、貢献し続けたいです。

 

―  今もプロフェッショナルですが、さらに磨きをかけてトップを目指すのですね。応援しています!

 

<ケンさんがファシリテーターとして登壇するワークショップのご紹介>

マネージャーの葛藤(Manager’s Dilemma経営シミュレーションで学ぶマネジメントスキル (タイ人向け)

 

 

[content_block id=1636]