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Asian Identityの中村です。今日は最近思う事についてです。
最近、身の回りの人が急に亡くなるというショックなニュースが立て続けに耳に入ってきました。人生100年時代と言いながらも、不幸にして突然亡くなってしまうという事は時々あります。
自分も今年で40歳になりました。これから身の回りでこういう悲しい報せが少しずつ増えていくのだと思います。まだまだ健康ですし、人生これからとは思ってはいますが、いつなんどき不測の事態が起こらないとも限りません。
今回、知っている方を亡くしてみて思ったことは、やはり人生は意外と短いということです。そして、いつか終わるであろう人生の有限性を考えたときに、残された時間をちゃんと大切に使おう、という気持ちです。
私はリーダーシップの研修などをしますが、リーダーシップの語源は「死ぬ」という意味だそうです。人は常に死と隣り合わせです。死を意識するからこそ、今を懸命に生き、自分らしい生き方が出来るのかもしれません。
以下、今を大切に生きるために意識したいことをまとめてみました。
①家族との時間を大切に
どれだけ成功した人でも、死ぬときに後悔するのは「もっと家族と過ごせばよかった」という事だそうです。自分も家族との時間を出来る限り大事にしていきたいですし、とりわけ子供たちが自信をもって人生を歩んでいけるよう、強い背中を見せ、また愛情を注いであげるのが務めだと思っています。
②会いたい人には会っておく
かつての恩人や、長らく会えていない友人、などはなるべく時間を作って会っておきたいと改めて思います。想いを伝えておけばよかった、という後悔をしないように。
そして、過去にわだかまりがあって疎遠になっている人。そうした方ともちゃんと連絡を取って関係をつなぎ直し、感謝を伝えておきたい。どれだけ一時期関係が悪化した時期があったとしても、死ぬときに振り返ってみれば、それぞれが貴重な人生の一ページです。むしろ摩擦のあった相手ほど、人生においては重要な登場人物だったのかもしれません。
③人に優しく接する
仕事上で思うように行かなくてイライラしたり、人に怒りを表出することはたまにありますが、決まって後から後悔します。日々のぶつかりあいがあるのは当たり前ですが、何年か後になって思えば「そんなこともあったな」と思い出として懐かしんでいるでしょう。そう考えたら、相手に感謝することはあっても、怒りをぶつけることにあまり意味はないと思います。
④自然に触れる
普段は忙しい中でなかなかぐっすり眠れることは多くないですが、先日、タイの森の中のテントで寝たら、すごくよく眠れて驚きました。人間らしく生きるということは、自然の中で過ごすという事だなということに改めて気づきました。
普段都会にいるとそれをつい忘れてしまいますが、自然を大切に感じながら生きていきたい。そして、地球の自然が少しずつ破壊されていくのは残念だが、自然を守るために少しでも出来ることをしたいと思います。
⑤自分の能力を人のために使う
徳のある人生というのは、一言で言うと「利他」の精神でどれだけ過ごせたかだと思っています。自分が死んだ時に、自分の存在によって人生に何かプラスがあったと思ってくれればとても嬉しいですし、一つ一つの仕事でそういうことを積み重ねていきたいと思います。
以上、悲しいニュースから感じたことを書いてみました。
Live as if you were to die tomorrow; learn as if you were to live forever.(明日死ぬかのように生きろ。永遠に生きるかのように学べ。)という言葉もあります。
人生の有限性に目を向けたときに、目の前のことが小さなことに思えたり、逆にありがたく思えたり。そんな視点も大切にしながら、日々の仕事に向き合っていきたいと思います。
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