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次元を変える

03 7月.2020

友人が占いに3回チャレンジして3回とも「結婚できない」と言われたという話。3回とも違う占い師に。タイにも不思議な力を持つ占い師が何人かいるようです。

 

「運命を絶対に変えてやる」といったこちらの友人は毎月占い師のもとに通う宣言をしていました。「いや、ほんとに変わるかもしれないね」と言った私。運命を動かすという発想がなんだか格好いいなと思ったのです。

運命のほうが「そこまで言うなら仕方ないな。」と思って諦めるかもしれないので。

 

自分が変われば、自分が見ている世界は変わる。

 

嘗てアインシュタインは

『問題はそれが起きたのと、同じレベルで解決することはない』と言いました。

問題解決には一段上の次元での調和が必要だと。

 

若干、よくわかりませんが、なんとなくわかる、私にとってはそのような言葉です。

 

上手くいかないときは向かっている方向性が違うか、自分の思い込みに囚われている時、です。自分の在り方を変えなければいけないことに気づいたときに、おそらく問題の大半は消えています。

 

年を重ねれば重ねるほど、この自分を変えるということに抵抗する、という傾向が強くなるかもしれません。

かくいう私も、『私はいつも正しくはないし、正しさを証明すべきではないのだ』と苦し紛れに言い聞かせています。

正しさを証明することで得るものは、固定概念を分厚くさせることと、孤独くらいでしょうか。

 

自分というもの、の生きて来た軌道を辿ると、思考回路がパターン化されていることに気づきます。ゆえ、同じ次元をぐるぐる辿ってしまっている。

だからこそ、これまでの自分を切り離すくらいの思いもよらない行動を起こしてみると一気に何かを超えていけるかもしれません。

 

 

私は、いつからか、自分に降ってくることや流れてくるもの、出会い、それらが自分ではコントロールできないものだと思うようになっていました。

運命は変えられないもの、大きい何かが無言で語りかける道筋を静かに見つけて生きていくしかない、そう思っています。今でも。

 

そういう生き方もいいし、次元を超えていく変化を起こす生き方もいい。

自分はどうしたいのか、を自分が知っていることが何よりも大切だと思います。

 

最後、余談ですが、

 

だから、あなたはどうしたいのか。

昔、よく上司から言われていた言葉です。

 

報連相だけではなく、意思を聞かれるカルチャーでは意思を持つことと、言葉に責任を持つことの双方を教えてもらったような気がします。

 

当時(そして未だに)未熟でその答えすら出せずに「分かりません」と逃げてしまうこともある。逃げ道を残すことも優しさだということも教えてもらいました。

 

部下が困った顔で相談に来たら、聞いてあげてください。

 

だから、あなたはどうしたいのか。

 

その反応がどうであっても、問い続けて、そしてちゃんと逃げ道も残しつつ、道を示唆してあげてください。

 

 

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Photo Credit : Doran Erickson on unsplash

 

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