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Logical Communication Workshop for Hiraide Precision (Thailand)

2026年3月20日

効果コミュニケーション


“効果的なコミュニケーション”とは、単に情報を“伝える”のではなく、それを伝えたい相手の“立場”や“期待”まで配慮し、自身の考えを整理したうえで分かりやすく伝えることです。

仕事においてそうした丁寧なコミュニケーションを行うことで、業務の進め方やスピードも変わってきます。

Logical Communication Workshop for Hiraide Precision (Thailand)

今回、当社(Asian Identity)より、タイにおいて高品質な精密板金加工及び組立の事業を展開されている HIRAIDE PRECISION (THAILAND) CO.,LTD 様へ、従業員のコミュニケーション・スキル向上を目的として「Logical Communication Workshop」を実施させていただきました。ワークショップは計二日間にわたり行い(2025年9月と10月に一日ずつ)、またその約一か月後には実務での実践状況を振り返るため「フォローアップ・セッション(Small-win Session)」も開催しました。

 

5W3H活用した論理コミュニケーション

ワークショップ初日には、まず冒頭で経営陣から参加者への期待として、「研修での学びを日常業務へ具体的に落とし込むこと」が強調して伝えられました。その後、参加者はクイズ形式のワークや日常業務を題材にした会議資料作成の演習などに取り組むことで実践的な学びを深めていきました。

例えば、「5W3H(Why, What,When,Who,Where,How,How many,How much)」といったフレームワークを単純なセオリーとして学ぶだけではなく、その各要素を、“効果的なコミュニケーション”を実践するために具体的にどのように使いこなせばよいかということを理解していきました。その結果、日頃の自分たちのコミュニケーションには“何が不足しているか”ということに気づくだけでなく、より構造化された伝え方をすることで、相手に如何に明確で正確なメッセージを伝えることができるかということを学ぶことができました。

Asian Identity workshop on structured communication and 5W3H

 

相手視点コミュニケーション理解

続いて、メッセージの伝え手側の論理に偏らず、「受け取る相手にとってどのような情報が必要か」という視点から伝えるべき情報を整理する、というコミュニケーション方法について学びました。

ここでも、実際の業務を想定したロールプレイを行うことで、相手の状況や期待を踏まえてコミュニケーションを取ることが、情報伝達の“質”に大きく影響するということをいっそう理解することに繋がりました。また、相手の理解や行動につながる伝え方について、業務の中でどのように活かしていくかということを具体的にイメージできるようになりました。

 

相手の「Unstated Needs」読み取る

このように効果的なコミュニケーションのやり方について基本的な理解を深めたうえで、ワークショップの二日目では、「なぜそれを伝えるのか」という“目的”に着目して、物事を構造的に考える力をさらに深めていきました。引き続き実業務を想定したケースを用いながら、相手が明確に言葉にしていない期待や前提条件などを事前に整理し、伝える内容の優先順位について考えるという演習を行いました。こうした視点を持つことで、本当に重要な情報にフォーカスし、相手のニーズに応えるコミュニケーションを行うためのスキルを高めることができました。

Participants in Logical Communication Workshop by Asian Identity

 

Small-win Sessions: 研修後の実践と振り返り

二日間の研修終了後、Small-win Sessionとして、職場での実践状況を振り返る機会も設けました。参加者は、研修で学んだ考え方を業務にどのように取り入れたのかを振り返り、実践を通じて得られた気づきや変化について参加者同士で意見交換を行いました。またワークショップ時に設定した個人の成長目標やアクションプランに対する進捗や成功事例についても共有しました。

 

例えば、以下のような声がありました。

5W3Hのフレームワークを在庫の払出プロセスに活用した。まず受入部門のニーズを丁寧に分析することでより正確なプロセスを踏むことができ、ミスの削減につながった。また、会議報告書の作成にも同フレームを応用した結果、より簡潔で分かりやすく、担当や責任範囲が明確な資料を作成できた。

 

5W3Hのフレームワークをチームメンバーにも共有したところ、業務への理解度が大きく向上した。各自が期待される目標に沿って自ら計画を立てられるようになり、計画どおりに進まなかった場合の影響についても、以前より意識できるようになった。

 

仕入先工場での突発的なトラブルにより納期に影響が出そうになった際、構造化思考と優先順位付けの原則を活用した。体系的に状況を分析し、包括的な対応策を策定したことで、購買チームにおいて迅速に対応することができ、結果として納期遅延を回避することができた。

 

全てのプログラム終了後には、経営層から、「会議資料や報告内容が以前よりも整理され、次のアクションが明確になってきている」といった声が寄せられました。こうした変化は、業務の引き継ぎやフォローアップを円滑にし、チーム全体の仕事の進め方にも良い影響を与えています。

 

今回の取り組みを通じて培われたスキルが、HIRAIDE PRECISION (THAILAND) CO.,LTD様の現場に根づき、日々の業務改善にいっそう繋がっていくことを私たちも願っています。

 

Asian Identityでは、構造思考実践フレームワークを通じて、
ビジネスにおけるコミュニケーション高める Logical Communication Workshop(公開講座) 開催ています。

👉 ワークショップ詳細こちら
https://www.asian-identity.com/events/logical-communication/

また、企業向けIn-house Workshop プログラムについて相談っております。
気軽コンサルタントチームまで問い合わせください。

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